【サウジアラビア王国】サウジアラビアの観光資源とは？
この記事を書いた人：matsui_kazuki
長らくサウジアラビア関連のブログが滞っておりました。Tryfunds松井です。
今回は、サウジアラビア出張に関係する最終として、サウジアラビア・ジッダの観光スポットをご紹介します。
筆者もそうでしたが、サウジアラビアに観光スポットがあるの？と日本に多くの方が、こういった疑問をお持ちかと思います。そんな質問に対する回答の一助となればと考え、サウジアラビアの観光について書きたいと思います。
なぜ、日本人は、サウジアラビアへの観光に馴染みがないのか。それは、サウジアラビア政府が観光ビザを日本人向けに発行していないからだと筆者は考えております。（２０１６年６月時点）
現在、サウジアラビア政府が日本向けに発行しているビザは、
・ 宗教ビザ（Umrah Visa, Haji Visa)
・ 商用ビザ（Businessman Visa, Commercial Visit Visa, Working Visit Visa）
・ 就労ビザ（Work Visa）
・ 家族帯同ビザ（Family Visa）
・ 家族訪問ビザ（Family Visit Visa）
という５種類が存在しています。今回、筆者は「商用ビザ」を取得し、サウジアラビアへ行きました。少し調べてみると、サウジアラビア政府は、過去、観光ビザを日本向けに発行されていたみたいです（２０１２年に廃止）。
また、現地パートナーの話によると、近々サウジアラビア政府が観光ビザを発行する可能性があると聞きました。筆者は、今後、サウジアラビア観光が盛り上げるためにも早めに発行して頂けることを祈っております。
さて、本題に話を戻しますと、今回、筆者が訪問したジッダの観光スポットをご紹介したいと思います。サウジアラビアを熟知されている方には、当たり前な内容が多く含まれているとは思いますが、お付き合い頂ければと幸いですm(_ _)m
tripadvisorでサウジアラビアの観光を調べると数多くの観光スポットを見つけることが出来ます。筆者が訪問したジッダの主要観光スポットは、下記の通りです。
・ キングファハドの噴水
・ Jeddah Cornish
・ World’s Tallest Unsupported Flagpole
・ Gabel Street Souq
中でも印象的な観光スポットだったのが、キングファハドの噴水とGabel Street Souqでした。
（tripadvisor引用）
（Google Map引用）
上記が、世界一の噴水と言われているキングファハドの噴水の写真、キングファハドの噴水周辺地図です。キングファハドの噴水を見ることが出来る広場では、水タバコを吸っている人、家族で夕食を食べている人、サイクリングをしている人、サッカーをしている人など各々に広場を楽しんでいる様子が印象的でした。筆者も広場に寝転がり、現地の方と同じ楽しみ方を試みようとした。しかし、水タバコを持っていない＆トーブ着用していない日本人が、スーツで地面と戯れている絵柄は、あまりにも滑稽なため、寝転びたいという衝動を抑え、次の観光スポットへUberを走らせました。
Gabel Street Souqに到着しました。この街に足を踏み入れた時に、アラジン（ディズニー映画）の世界が広がっておりました（下記、写真参照）。
（筆者撮影）
また、ジッダ出張時期が、巡礼の期間と被っていたため、街中でラクダと遭遇する等という貴重な経験を色々とすることが出来ました（下記、写真参照）。
街の中心部へ足を運ぶと、Jeddahblissというサウジアラビアの歴史を学べる博物館を発見しました。その施設では、サウジアラビアの生い立ちをはじめ、サウジアラビアで保管されている家電等を見ることが出来ました。特に印象的だったのは、National（現：Panasonic）のTV等が飾られており、当時の日本企業の
凄さを肌で感じることが出来ました。（現在、サウジアラビアでもSAMSUNG等の韓国勢のTV／冷蔵庫が市場の多くを占めております。）
また、Jeddahblissの近くでは、アラビア語だけでなあく、英語でGabel Street Souqを紹介してくれるボランティアの方々が、多くいました。
筆者もボランティアの方に連れられ、Jeddahblissをはじめ、様々な観光スポットを案内してもらいました。下記のInstagramにアップされている女性が、おそらく筆者を案内してくれた女性だったと思います。大変楽しくもサウジアラビアに関する様々な歴史を学べる有意義な時間を過ごすことが出来ました。
（JeddahblissのInstagram引用）
サウジアラビアには、日本人の知らない観光スポットが多く存在しており、これからサウジアラビアも観光客獲得のために様々な施策を打ち出していくと考えております。筆者は、上記のような観光スポットが存続されることを願っていると同時に、サウジアラビアの今後のインバウンド集客をチェックしていきたいと考えております。
また、観光だけでなく、国営石油会社Saudi Aramco（サウジアラムコ）を上場、２０３０年までに目指す経済改革の目標をまとめた計画「ビジョン２０３０」等、日本のニュースでも取り上げられることの多いサウジアラビアを今後も影ながら応援したいと考えております。
