2017年 新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

TRYFUNDSの丹野裕介でございます。

昨年、新年のご挨拶を書いてから1年が経過し、無事4周年を迎えています。の早さに驚いています。

昨年も順調にメンバーも増加し、たくさんの仲間と共に新しい1年を迎え、挑戦できることに期待を募らせています。

今年は勝負の年。失敗も後戻りも許されない、文字通り「命懸け」の挑戦をする年になると思います。

「挑戦をカルチャーに」することを目指し、まずは自分たちの挑戦を楽しみ、歴史的な1年にしたいと思います。

2016年はどんな1年だったのか?

2016年は、TRYFUNDSの歴史の中でも、最も「チームワークが生まれた」年でした。組織としてチームに関する目標を持ち、四苦八苦しながら正しい形を探し続け、形作ることが出来ました。

・コンサルティング事業部内の提供サービスをクリエイティブやテクノロジーの方面まで拡大させたこと。

・サービスを提供させて頂く企業規模の幅が広がったこと(大手偏重から中小・ベンチャー企業へ)。

・サービスを提供させて頂く深さや期間が長期化し、パートナーとしての立ち位置を任せて頂けたこと。

等、チームとしてサービスを求めて頂く事が増加したことも要因の一つになっていると思います。まさしく、お客様から育てて頂き、現在の形が出来上がっております。2016年にも急成長を実現できたTRYFUNDSですが、2017年はまたこれまでに未経験の大勝負に出ます。

今年、新たな大勝負に出る。

この数年、「まだだ、まだだ」と自分を抑えながら、新年を迎えていました。

昨年もご多分に漏れず、下記のように記載されています。

一歩一歩を大切とする社風でございますので、焦ることなく、また一つ一つ挑戦・価値を創れるよう、本年も尽力してゆく所存でございます。

この数年、TRYFUNDSは自らの挑戦を社外に発信せず、将来的に大きく飛ぶために足を曲げる数年間を過ごしていました。

外から見ると、「何をしている会社なのかもわからず、ただ、何やら頑張っているらしい」という不思議なポジションであったことと思います。

その4年間の中で、色々な事を経験しながら、大きな挑戦を実現するための組織の在り方について考え実践してきました。そしてようやく4年半、いや年度で言うと第5期を終了する今年の夏頃から、大きな挑戦ができそうな気がしています。

既に挑戦の準備は始まっている

第5期のはじめにあたる9月、私は下記のスライドを利用して、社内で事業計画に関するプレゼンを実施しました。

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私たちは今、社員一丸となり、とある領域におけるマーケットシェア日本一を目指しています。また、2年以内に世界一を取るという宣言をしています。出来れば成功、2位なら失敗。まだ市場感もわからず、未開拓の地に対して、新規商品を通じて市場深耕をしつつNo.1を取るという、本当にタフな挑戦をしています。この実現のために、ベンチャー企業としては簡単に準備・消費することの出来ない金額を用意し、計画的に投資を進めています。その中からオフィスの改装やMeet upの開催など、組織に対する投資も多く行いました。全員が成功をイメージすることが出来、それに見合った行動をし続けなければ、この挑戦は実現しないので、こうした投資はこれからも多く行われていくことと思います。戦略の骨子は変わらなくても、行動は日々の改善によって変わり、今は全員が非常に苦労しながら毎日を過ごしています。

この壮大な挑戦を、チームを武器として成功させる

挑戦の成功のためには、この1年を自分たち一人ひとりがどれだけ頑張れるか、人を巻き込み圧倒的なチームでやりきれるかが重要になってきます。昨年から今年にかけて読んでいる本の冒頭に下記のような一節があります。

『財務管理ではない。戦略ではない。技術ではない。競争における究極の武器はチームワークである。』

私たちが対峙する挑戦は本当に壮大で、たった一人で乗り切れるようなものではありません。また、各々独立した優秀な個人が寄り添って実現できるような代物でもありません。

ラグビーのスクラムのように、組織の中の全てのメンバーが同じ方向に向かって進むことが重要になります。少し反応に遅れたり、誰かが違う方向に力を入れてしまっては、本当に進みたい方向に最大限の力を込めることは出来ません。何しろ、時にはまっすぐに目標に向かわず、右に左にと軸をブラしながら、市場を攻略する必要があります。そうした緻密な方向転換が出来る最強のチームをさらに拡大させ、壮大な挑戦に向かってゆきたいと思います。

2017年・個人としてのキーワード

昨年のキーワード「集」

これは、常に意識し、見事にキーワードをもとに生活できたのではないかと思っています。

・次は、どの事業に集中するのか?

・次は、どういう仲間を集めるのか?

・どういう時にみんなで集まるのか?

上記の通り、TRYFUNDSでは当面2年間全力をかける事業を決定しました。そして、昨年は多くの仲間が集まり、正社員で+10名以上の人員拡大を実現することが出来ました。全員で集まる機会も大幅に増加し、フォーマルな場からプライベートまで、メンバー発信による様々な仕組みが出来上がりました。本当に色々な人に助けて頂き、とても良い年にすることが出来ました。

2017年のキーワード「攻」

今年はこの壮大な挑戦から自分自身がブレず、この挑戦に全力で立ち向かえる指針になる言葉を選びました。この「攻」には4つの意味があるそうです。

・せめる(兵力を用いて敵を倒す。)

・おさめる(「学ぶ」、「研究する」。「磨く」、「研ぐ」。「作る」、「なおす」。)

・堅い(中がつまって砕けにくい。)

・たくみ(「色々と工夫する事」、「目標達成のために計画をたてる事」。)

 

非常に構造化された言葉で、改めて「攻」という漢字の深みを感じます。これを活かして、各意味合いを次の事柄を焦点に意識しようと思います。

・せめる ⇒基本的な判断基準に対する意識

・おさめる 商品に対する意識

・堅い 組織・チームに対する意識

・たくみ 行動に関する意識

昨年は経営者としては非常にチャレンジングで、その部分については良い意味で悩みも多い年となりました。今年は自分や人に対してのみならず、考え方の軸を上記のように定め、より充実した1年にしたいと思います。

本年もより一層精進して参りますので、よろしくお願いいたします。

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