- 現地レポート
- 2016.06.01
海外出張でのWi-fi確保
この記事を書いた人:hirano_takanori
こんにちは。Tryfundsの平野です。ご無沙汰しております。
ここ数カ月、海外出張が多かったのですが、いつも海外に行く度に悩んでいたのが、Wi-fi環境をどう確保するかです。
オフィスでは問題ないのですが、どうしても、オフィスを出てから人と連絡を取ったり、ホテルに帰ってからどうするかと考えておりました。
2016年に入ってからは、オーストラリア:シドニーとUAE:ドバイに行ったのですが、
昨年もシドニーに行った際に、泊まったホテルのW-fiが例えば500MBまでは通信が無料なのに、それ以上は有料といったケースがあり、
今後どうしたらコストを抑えつつ、通信環境を手に入れられるかと考えていました。
ちなみに、昨年の出張は、無理して日本から渡航前に、空港でWi-fiを借りてから渡航していましたが、
コスト面で安くはないので、方針を変えないとと考えていたこともあります。
そこで、賭けではありましたが、日本で安いAndroid携帯を購入し、今年は渡航することにしました。
(自身の携帯電話は、日本のキャリアでSIMロックがかかっているため)
オーストラリア事情
Androidを購入した理由としては、SIMフリー携帯を持ち込み、現地でプリペイドSIMを購入し、
データの使用量を最低限にすれば、日本でWi-fiを借りるよりは安いのではという考えからでした。
そこで、空港についてから、各キャリア会社のカウンターを回り、プランと値段を確認しました。
ちなみに、オーストラリアでのキャリア事情としては、
シェア1位:Telstra
シェア2位:Optus
シェア3位:Vodafone
でした。
各社のプランは下記のような感じでした。
<Telstra>
<Optus>
<Vodafone>
当時のレート、1AUD = 90円程度と考えて、
50AUD = 4,500円ほどで、4GB以上、国内通話・テキスト無制限、海外電話は国に指定がある中で一定の時間以上
といった条件で、プリペイドを使用できることが分かりました。
結果的に、日本に電話することも考えて、一番良さそうだったのがVodafoneだったので、購入しました。
現地では、現地のパートナーとの通話・テキストメッセージ、日本との電話、メールチェック、ホテルではPCと繋いでテザリングという形で
日本でWi-fiを借りるよりも、大きくコストダウンを行いながらストレスなく、電波環境を得ることができました。
試しではあったものの、これは会社にも優しいと思い、この方針を今後とも続けようと思います。
まだまだ私も、渡航国は少ないですが、基本的には大手どころのキャリア会社のカウンターは空港にあるはずなので、
到着時点ですぐに、この環境を取得できるのは非常に効率的だと思っています。
空港からホテルにUBERを利用する際にも、電話・テキストメッセージが使える方が、確実に運転手と出会いやすいので、
非常にメリットがあると考えています。
ドバイ事情
ドバイでは、
1位:Etisalat
2位:Du
という2大キャリアが大半を占めています。
これらは、Visitor Lineといった形で、観光者向けのプランがあります。
オーストラリアよりは割高ですが、約2,500円程度で
・1GBのデータ通信
・60分の国内外通話+60回のテキストメッセージ送信
・40分の国内外通話+40回のテキストメッセージ送信+700MBのデータ通信
といった形でプランを選ぶことが可能です。
使い方、量にもよりますが、これも日本で借りるよりは割安に収まると思います。
まとめ
上記の内容は、あくまで一例です。オーストラリアとドバイを比べると、各段にオーストラリアのほうがコスパがいいです。
日本、もしくは海外にて、SIMフリー携帯を取得していることが前提ですが、
渡航前に少し、渡航先国のキャリア事情を調べ、プリペイドのプランを調べておくだけで、
海外でのSIMカード使用が安いのか、日本で事前にWi-fiを借りた方が安いのかをすぐに判断できるので、
このような形で、微量ながらもコストダウンと快適なWi-fiライフを実現でき、
会社にも褒められるのではと思いますので、是非、一歩を踏み出して渡航前に調べていただければと思います。
ただ、注意点としましてPCをテザリングで繋いだ際には、dropbox,google driveなどのクラウドストレージと
PCローカルを同期している場合は、一瞬でデータ通信が発生し、すぐにクレジットがなくなりますので、
その点はご注意ください。私は1回、数時間でクレジットがなくなりました。。。
是非、テザリング前には、上記のようなアプリを終了させてから繋げることをお勧めします。