「成果・価値」という全社員共通の文化について

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ご無沙汰しております。コンサルタントの平野です。
甲子園とともに夏が終わるかと思いきや、
まだまだ秋を感じさせてくれない暑さで、ありがたいのかそうでないのか悩ましい日々です。

今日は、弊社のコンサルティング事業部の個を高める仕組みの一つ(管理指標)について書かせていただきます。

こんな悩みを持ったことはないですか?

・やったことに対して、自分の価値を認めてもらえない。表現し辛い。
・チームで仕事をしているから、個人が創出した価値が見え辛い
・数字に直結し辛い役割なので、目標に対して貢献できた価値が定性的だ。

私は過去に従事した役割の中で感じていたこととして、
チャージフィーをいただく限りはそれ以上の価値を出したいと考えるものの、
数十人~数百人でチームになって行う仕事だったので、その中での自分の価値を客観的に感じることが困難だった。

また、自分やチームで努力をして見える数字を追いかけるものの、
それは先人と言いますか、先輩の方々が創り上げてきた顧客との関係性、ブランド、組織、商品、マーケティング手法・・・・
があってのものなので、本当に自らの力で作り上げた数字と入れるのか。
等と感じることがありました。

それは、過去の自分の役割上、仕方がないものなのかと感じ、
営業職についたり、個人で顧客開拓をしていけば、数値も価値も明確に感じられるだろうとも思っていました。

定量であることと、フラットであること

分かりやすい指標は、やはり定量的に測れることだと思います。当然ですが。
とはいえ、全ての業務や役割が定量とは言えませんし、
定量が最適というわけではないことは理解した上で書かせていただきます。

弊社は、ベンチャーでありまだまだ人数が多くないこそできることではありますが、
取り入れている手法としまして、

部署(チーム)の定量目標はもちろん、
新卒含め、全員に定量目標を管理しています。

物売りビジネスではないし、複数人が関与するコンサルテーションなので、
最初は、どう管理するのか、形骸化するのではとの疑問もありましたが、
実際に入社してから、行ってみるとその疑念は払しょくされました。

個人ごとに目標を持つことは普通だと思いますが、
特に複数人でコンサルテーションを行う場合や、
既存顧客からの案件を新しいメンバーが対応する際の売上計上方法等、
どうするのかが気になっていましたが、

弊社は、年代や経験関わらず、全員がフラットに価値・数値にコミットするチャンスがあります。
売上の配分を、ビジネスプロセス事に分け、
そしてその中でも、複数人で行う場合は、トップダウンというよりは
ボトムアップで挙手し、自分のスキル・経験・コミット量を伝達し、
それを元に、売上を配分します。

かつ、それは時間配分・工数感のみで判断するものではなく、
協議の上でですが、コミットする役割がビジネスプロセスのどの部分でどの程度の価値があるのか
ということを元に、納得感を持って決めていきます。

この運用は、事前に決めるだけではなく、週次で新卒も中途も同じ目線でフラットに
発表しあい、コミットメントのアピールも誰でも行えます。

自分自身にとっては、定量化することが難しいと思っていた部分を、
自分たちなりに定量化し、かつ誰にでも価値創出できるチャンスを創っている環境は
非常に刺激的で、いい意味で競争も生まれるので、恵まれているなと感じています。

枠にとらわれず挑戦し、主体者としてやりきる。

組織の力を上げていくには、仕組みも非常に大事です。
が、当然何よりも個の努力が必要です。
個の努力を促す仕組みの一つとしてこのような管理指標として非常にうまく回っていると思います。
(もっといい方法があれば、それは随時教えてください。トライしたいです)

弊社のValueに一つである、
「枠にとらわれず挑戦し、主体者としてやりきる。」
に当たるかと思いますが、

年次等関係なく、全員が主体者としてチャレンジし、コミットし、やりきれる環境を通じて、
組織としての厚みや深みを、個の成長が支えてくれているのだと思います。

勝ち負けではないですが、常に己にも何にも負けないつもりで、
私自身も努力し、チャレンジの幅を広げ続けていかねばと感じています。

当然、これはone of themの仕組みのひとつであり、
様々な個・組織を高める仕組みがたくさんあり、更に増やし続けております。

2016年9月より弊社は5期目に入りました。
勝負の1年になります。
是非、心強い仲間を本気で求めています。

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