【インドネシア】海外にて業務に集中するために

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Tryfundsの平野です。初めての投稿をさせていただきます。

先日から海外出張が増えてきているため、現地についてのレポートを複数回に分けて投稿させていただきます。

今回のテーマ

安全面、健康面にて、事前に対策を行うことに関して記載させていただきます。

海外出張は、見る人によっては楽しそう、いい経験ができる・・・みたいなイメージもあるかと思いますが、当然ながら業務です。かつ日本とは違い、限られた時間で、いつもと異なる環境で仕事を行うため、安全面、健康面等でアクシデントに見舞われてしまうと、やるべきことが最良のコンディションで行えなくなるリスクがあるため、今後の自身のため、または本レポートを読んでいただく方のために書き残したいと思います。

※とは言うものの、私自身が実際に失敗しましたので・・・

安全面(タクシー利用)に関して

インドネシアのジャカルタに行ったのですが、行く前から弊社社員、他社の友人にも、”タクシーは危ない”、”夜道は危ない”、”陸橋は夜に歩いてはいけない”等と、数多くのアドバイスをもらいました。

私自身、人一倍心配性な性格なので、事前に様々なことを調べ、ジャカルタに臨みました。観光本にも載っていますが、必ず、タクシーに乗る場合は、”BLUE BIRD GROUP”に乗車するようにしてください。

 

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これは、スカルノ・ハッタ国際空港のタクシー乗り場です。なぜ、BLUE BIRDがいいのかを私が実際に利用したこと、現地友人から聞いたこと、私が間違って他社タクシーに乗った経験からまとめます。

 

【BLUE BIRD GROUPの利点】

・明朗会計(メーターでの課金)

・安全、安心(犯罪、事件のリスクが低い) ※写真のように現地の多くの方々も進んで利用しています

・各ホテル、モールにタクシー乗り場があり、係員にタクシーを呼んでもらう際にも、BLUE BIRDを敢えて利用することが標準なので、BLUE BIRD指定で呼んでもらえること

 

【他社タクシー会社のリスク】

・メーターがないので、行先によって言い値で金額が決まる。出張者にとってはタクシー代の相場が分からないため、大体ぼられていると思われる。※私は、普段180ルピア程度の距離を、500ルピアで乗りました・・

・タクシーに乗る前に金額交渉をしないと、乗った後に金額を言い値を言われても交渉が難しい。(英語が通じないことが多いし、もめた時にリスクが高い)

・これは事実かは不明ですが、タクシーに乗ると後部座席になぜか運転手とグルの人間が載っていたり、スリにあったり・・等のリスクがあると現地の友人から聞いています。

 

心配性な性格の人にとっては、より安全な環境で暮らすことでストレスも減り、より仕事に集中できるため、是非、タクシー利用には気を付けていただければと思います。ただ、BLUE BIRD GROUPとは言えども、運転手によっては、英語が話せない、お金の計算ができない(メーター料金と、有料道路料金と、予約料金の足し算等)、行先への道順を知らないけど知っていると言ってくる(知らないと言うと、客は別のタクシーに乗り換えてしまうので大体、知っていると答えがち)等と、日本では考えられないことは起きるので、タクシーに乗る前には、時間の余裕と、多少の遠回りをされてもいい心の余裕を持って臨みましょう。

 

健康面(海外旅行保険)に関して

当然ですが、海外旅行保険には必ず入るべきだと思います。今までも、渡航時には会社から保険には入っていますが、今回の渡航で初めて保険を利用することになりました。保険を使うことなんて今までなかったので、経費の無駄とも思っていたことはあったのですが、入っていることの大事さを痛感しました。

ジャカルタに入り、翌朝から深夜まで現地で仕事を行っていたのですが、3日目の深夜から、極度の腹痛と下痢、頭痛、吐き気、熱に恐われ、寝ることができず4日目は業務を行うことができませんでした。情けないのですが。

原因は不明ですが、おそらく、

・睡眠時間をしっかり取らずに日々働いていたこと

・現地でのストレス(心配性故に、ミネラルウオーターでうがいをする等は気を付けていたものの、あらゆることに神経質になっていたので)

・現地の飲食店で出てきたドリンクの氷

あたりかと思います。4日目の朝一に、現地の方に相談したところ、病院に行くべきだと言われ、入ったいた保険の証書に載っていた病院リストから、日本人が経営・ホテルから一番近い病院を選定しました。

 

KAIKOUKAI CLINIC という病院に行きました。

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看護師の方は、英語が話せますし、医者の先生の話す言葉を日本語に通訳していただける看護師の方もいて、院内も日本レベルに綺麗で衛生面も不安なく、安心して診察・治療を受けることができました。私は、点滴と、5種類の薬を処方されました。

 

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結果的には4日目は一日安静にして、薬を飲んだ結果5日目からは何とか仕事に復帰することができたため、業務には支障がない範囲で乗り越えることができましたが、やはり異国の地で体を壊すというのはかなり不安でしたし、業務に支障が出るというリスクがよりストレスになり、本当に焦りました。また、海外で病院に行くということも初めてだったので、色んな不安があったのですが、これは日本人、というか私の性格故でしょうか、日本人経営、かつ、衛生面が整った病院ということで安心して治療を受けることができてよかったと思います。

 

ここからは小言ですが、 ※真実かは分かりません。

これは、現地の方からの話でもあり、たまたまかもしれませんが、治療を受けた際に、症状の原因を聞いたところ、その点は明確に答えてもらえませんでした。この理由として、原因が分からないからこそ、症状に合う薬を全て出すということもあるらしいです。(これは本当に”らしいです”レベルの話です)。私の友人で現地に住んでいる方は、原因を明確にしてくれないため、多種類の薬を処方する医者が好きではないので、自身で特定の症状に合った薬のみをドラッグストアで購入すると言っていました。

 

あと、保険での支払いだったので、金額の明細は発行されませんでした。キャッシュレスの病院だったので私にとっては助かったのですが。ただ、キャッシュレスで保険適用故に、多めの薬を出すという話も耳にはしました。

疑っているわけではないですが、日本とはまた違った医療文化だと思いますので、事実かは分かりませんが、インドネシア人の友人に聞いたことでもあるので敢えて書いております。

 

長くなりましたが、伝えたかったこととしては、海外出張で、限られた時間で、最高のパフォーマンスを出すためには、安全面・健康面等のリスクを事前に最小限にすることが一番重要だと思いましたので、自分への戒めとともに、少しでもこの実態の情報が役に立てればと思っております。

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