- TRYFUNDSの歴史/オピニオン
- 2015.11.27
社会人になったときに立てた目標
この記事を書いた人:shirakami_ryota
Tryfunds CFOの白髪(しらかみ)です。
初投稿、「目標」について書きたいと思います。
何がやりたいの?
自分は何がやりたいのか、というはある意味永遠に答えのない禅問答のようなものです。
就職活動時の自分を思い返すと、この問について良く考えていたと思います。
しかし、自分の腹の底から納得できるような「自分のやりたいこと」をその当時の自分は、
見つけ出すことはできませんでした。
とりあえず、一旦答えを見つけ出すことを「保留」し、
いろいろなこと(ざっくりでした)を経験できそうな銀行に就職しました。
但し、ざっくりした考えだけではメリもハリもなく、ただなんとなく忙しい毎日を
過ごしていくような危惧はありました。
何がしたいかは明確ではありませんでしたが、「社会から求められないやつ」になりたく
ないということは明確でした。
会社という看板を下ろした瞬間に何者でもなくなってしまう。そんな社会人にはなりたくない
と考えていました。
それには、働く上での目標が必要でした。
ざっくりしていない、明確で頑張りがいがあり、誰が見ても達成したことがわかる
当面の目標を立てることにしました。
2つの目標
① 一年間でどんなかたちであれ一億円稼ぐこと
② 自分 or 自分の関わった事項が日本経済新聞の一面に載ること
定量的かつ明確、簡単には達成できなそうな目標を立てました。
紆余曲折あり、いろんな人に反対されながら銀行を辞め、コンサルファームを経て
現在に至るわけですが、Tryfundsでこの目標に接近したことがありました。
先日、自分が一部関わった案件が、日経新聞に取り上げられました(1面ではないですが)。
普段、感動することが少ない私ですが、この時は少し感動しました。
きっと自分が5年前に設定した目標がなかったら、この感動はなかったのかな、と
思うと、あの時目標を立てておいてよかったなと、そう思いました。
結局何がやりたいのかはよくわからない
目標に少しだけ近づきましたが、まだ達成はできていません。
これからも達成すべく邁進していく必要があるわけですが、目標を定める元々の原因である、
「自分は何がやりたいのか」という問いに、結局明確な答えはありません。
いつか2つの目標を達成したとき、やりたかったことに気づくのか、それともまだ良くわからないのか
それも不明です。
ただし、日本を海外進出によって強くすること、海外から日本がリスペクトされること、
このような意義のあるビジネスに取り組む、TRYFUNDSチームで成し遂げたいこと。
それは明確になっています。
何がやりたいのかよくわからなくても、まず本気で目指せそうな目標を設定し、目指してみる。
こんなことが大切なんだと思います。
その目標を見つけたい人、志がある人、是非TRYFUNDSチームに加わってください。