外国人との働き方に関する考察

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ご無沙汰しております、勝又です。昨日、2週間のドバイ出張から帰国しました。

今回のドバイのプロジェクトでは2人のエジプト人にジョインしてもらい、仕事を進めていきました。今回はその中で感じたことについて書いていきます。


何処の国出身か、は実はあまり関係ない?


今回初めてのエジプト人、ということで私は行きの飛行機の中で調べました。今までエジプト人の友達もできたことがなかったので、どういう民族性で、宗教で、、、といろいろ調べてみました。でも、あんまり情報が落ちていません。正直、不安でした。

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↑ドバイで食べたエジプト料理。相手の郷土料理を食べるのは重要な事かもしれません。(勝又撮影)

しかし、いざ会ってみると、当然のことなのですが一言でエジプト人と言ってもふたりとも全く違うタイプでした。仕事の仕方も違えば、モチベーションのベクトルも違います。

ふたりともムスリムなのは一緒ですが、かたや要領よくテキパキと仕事をこなし、その日の目標を達成するとすぐに帰宅。もう一方は職場に奥さんを連れてきて、夜遅くまで2人3脚でじっくり、ゆっくり仕事をしていく。


ひとりひとりに合わせた対応


ふたりの性格や仕事のスタイルがわかってからは、

・テキパキの方には、自分で考えて答えを導くことを要求し、仕事のハードルを上げていくことを意識

・まったりの方には、夜遅くまで付き添い、極力丁寧にコミュニケーションを取りつづける

等ということを意識して、モチベーションと向上を意識していました。彼らが望んでいることに100%応えられたかどうかはわかりませんが、相手が何処の国から来た人であろうと、当然のことながら一人ひとり性格は異なるわけですし、国民性等はあまり意識しすぎずに、目の前の人をしっかり見て、接していくことが重要だと感じました。


まとめ


弊社が関係する事業について見ていると、ビジネスの世界では外部とのPartnershipの重要性が加速度的に増しているように感じます。企業×企業だけでなく、企業×個人、企業×行政等様々な形が見られます。IoE(Internet of Everything)とビジネスのボーダレス化が進む今異業種・異国のパートナーを開拓し、提携することで新しい事業機会を掴むことができるようになって来ていると感じています。そしてそのような提携の中心にあるのは、おそらく生身の人間同士の相互理解です。目の前のプロジェクト1つ1つを通して、自分と関わる全ての人に「またこいつと仕事をしたい!」と思ってもらえるように精進していくことが第一歩なのではないかと考えています。

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