【カナダ】正直者は、バカを見ない

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カナダ到着

株式会社Tryfunds 松井一樹です。

12月11日(金)業務のため、メキシコからカナダへ移動。
私が想像していた以上に寒かったメキシコでしたが、それよりも寒いカナダへ移動ということでUNIQLOのウルトラライトダウンとコートを手放すことが出来なかったカナダ出張でした。

社内では、2015年11月15日に起きたパリ同時多発テロ事件により、北米での入国審査が厳しくなっていると聞いておりましたが、私は、カナダの入国審査も厳しくなっているとは想像しておらず空港でかなり苦労をしました。

最初の関門〜入国審査〜

ctc-eng
カナダ政府より引用)

上記のように、カナダの方々は、温かく私を迎え入れてくれるものだと考えておりました。しかし、私が考えていた甘い認識は、音を立てるように崩れていきました。

下記の写真に似た入国審査場所で簡単な質問の受け答えを終え、荷物の受け取り、税関とスムーズに進むかと思えば、現実は、違っていた。
今回、日本人が、メキシコからカナダへ渡航するという稀なケースだったため、カナダの入国審査官は、鋭い眼差しで私を睨みつけ、滞在目的/日数だけでなく、現地で誰と会うのか?現地での移動手段は何か?等とプライベートな事まで様々な確度から様々な質問をしてきました。

入国審査官のイメージ
immigration-control
ESTA VISAより引用)

(本当は、ビジネス出張であるが、)私は、しどろもどろになりながらも観光だと主張を繰り返した。
しかし、疑いが晴れることもなく、税関の別室で入国審査官と1対1でインタビューという稀有な経験をしてきました。

別室でのイメージ図
luggage-inspection
ESTA VISAより引用)

別室へ通された時には、入国審査官より麻薬の密売人か?等という過激な質問を受けた。
カナダから日本への強制帰国という海外出張で1番やってはいけないことも頭をよぎった。

しかし、正直にプロジェクトの詳細を説明したことと現地パートナーの協力もあり、
プロジェクトに必要な荷物も没収されずにカナダへ無事、入国することが出来た。
幸いにもカナダでは、ビジネスビザが必要なかったため、追加費用も発生しなかった。

正直者は、北米で救われる

「正直者が馬鹿を見る」ということわざがあると思いますが、入国審査では正直者であった方が得だと痛感した。

今後、ビジネスでの出張時には、ビザの事前調査&取得の他に
・渡航の目的を正確に伝えること(紙ベースでの資料があれば、なお良し)
・所持品を全て申告すること
の2点は、しっかりと守って安心・安全なビジネス出張の日々を過ごしたいと考えている。

カナダの入国審査で別室へ連れて行かれた時は、強制帰国の様々な言い訳を考えましたが、
今後は、そのような事がないようにしっかりと出張を全うしようと思ったカナダ出張でした。

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