ブラジルのNGO、Mulheres do Brasilご一行の来日

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Mulheres do Brasil(以下MDB)とは?

ブラジルポルトガル語で、そのまま直訳すると「ブラジルの女性たち」という意味です。

尚、日本語で敢えて表記するのであれば、「ムリェーリスドブラジル」と読みます。。

私はポルトガル語が全然出来ないので、自分で書きながらスペルが気になるのですが、本質はそこではありません。

MDBは、2013年、ルセフ大統領発意により、ブラジルの女性経営者によって結成された非営利組織です。ルセフ大統領自ら、ブラジル大手小売りチェーンをの社長を務めるルイーザ・エレナ・トラジャーノ氏を代表に任命し、活動がスタートしました。

現在の会員数は約350名で、女性の社会的地位向上や女性のための働く環境づくりを主な活動目的として運営されています。

今回は、その中から30名を超えるメンバーが、8月末から東京で開催されていた、「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(World Assembly for Women in Tokyo, 略称:WAW! 2015)」に参加するためにご来日されていたわけです。

※WAWは、安倍政権の最重要課題の一つである「女性が輝く社会」を実現するための取組の一環として開催され,世界各国及び日本各地から女性分野で活躍するトップ・リーダーが出席し、日本及び世界における女性の活躍促進のための取組について議論を行いました。(外務省HP

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このMDBで代表を務められているルイーザさんは、青木智栄子氏(ブラジル・ブルーツリーホテル代表)と並んでTRYFUNDS のブラジル側のアドバイザーもを務めて頂いており、今回はその一環で視察の支援を行ったという事になります。

最終日には、震災に関する話や、日本の強み、社会活躍について、全員にご紹介する場も設けて下さり、今後の日伯間の関係において、一助となれるよう、最大限努力しました。

また、アテンド後には、素晴らしいプレゼントも貰いました。

 

 

 

30人以上の女性経営者

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MDBの来日で感銘を受けたのは、全員がブラジルの大手企業経営者だったということです。

ブラジルは「女性の強い国」として知られておりますが、誰もが知っているような大手企業における女性経営者の数が日本とは比になりません。

ルセフ大統領が女性であることからもわかるように、女性の社会活躍を考察する上では、欠かすことの出来ない国となります。

また、その中の多くの方はご結婚もなされ、お子さんもいる中、経営に当たっているという事実も無視することは出来ません。

形だけではない社会活躍を体現されているだけあって、国に対する貢献意欲や、多国とのパートナーシップについても前向きに検討されているのが印象的でした。

 

ちなみに、この「女性の強い国」という表現について、経済的な活躍の事をいうこともありますが、笑い話としては、当人達の意志や主張も強い(と感じる人が多い)特徴があります。

ツアーを組んで渡航をするにしても、各々行きたいところも違えば活動できる体力も違い、現場でのアテンドは、それはもう大変だったと聞いております。

CSR・CSVによるNGOを活用した海外進出

今回の渡航においては、MDBが日本企業とのナレッジシェアに対する提携・資金援助を求めており、弊社の方ではその面会支援も行いました。

その場には、先述のルイーザ社長、青木社長をはじめ、JPモルガン・ブラジルの副社長、大手ショッピングモールチェーンCENTER NORTEの社長らも参加し、ビジネスとは離れ、女性の社会活躍と日伯間の今後のつながりについて協議されているのが印象的でした。

ただ、そういう体裁はあれど人は人。ここから関係性を得た結局ビジネスの話もスタートしています。

昨今はCSV、数年前にはCSRという言葉も流行しましたが、こうした活動への費用投下を企業としてのリターンににつなげることは十分可能なんだなと大変勉強になりました。

MDBに対する支援や援助はいつでも受けつけているそうですので、お気軽にご連絡下さい。

(MDBのHP|http://www.grupomulheresdobrasil.com.br/)

 

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帰国前夜には大手アパレルDUDALINA社の社長、ソニアさんに発「久兵衛」を奢ってもらいました。

仕事してて良かった!

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