お金を借りるなら今!銀行融資を引き出す方法

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お金

もうすぐ2月もおしまいですね。

Tryfunds白髪です。

今回も前回に続いて、金融っぽい話をしたいと思います。

どうでもいいですが、ぼくは社会人になってからほぼ一日も欠かさずに日経新聞を読んでいます。そんな日経新聞2/21(日曜日)の朝刊にこんな記事がありました。

不動産融資 26年ぶり最高 15年10.6兆円、緩和マネー動く

※出典:日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC20H0B_Q6A220C1MM8000/

不動産融資がバブル期を超え過去最高額に膨れ上がっているとのことです。

これさらっと結構すごいことですよね。タクシーを札束ビラビラさせて停車させていたというあのバブルの時代(経験していないので、わかりませんが)を超える不動産融資がなされているなんて空気感じゃないですし。

あの時代は、全てのものが日に日に値段が上がっていくという世の中でしたから銀行も実際はそこまで価値のない不動産にお金をつけたりしたんですよね。今はその時代の反省を踏まえ審査もしていますので、バブル期ほどの狂乱はないということでしょうか。

でも不動産融資を中心にお金が出回っているのは確かなようですね。

カネの借り時

銀行はよく雨の日には傘を貸さず、晴れた日に傘を貸すと皮肉で言われます。

僕は元々、銀行で働いていましたが、今の時代はさすがにこれは言い過ぎだと思います。

企業にとって雨の日(業績が悪いとき)でも銀行にとって晴れの日(貸したいタイミング)であれば、貸す方法をなんとか考えて、貸すものだと思います。

銀行のビジネスはリスクテイクして、マージンをできるだけ多く抜くということですから、この低金利時代ではリスクの低い貸出なんてしていたら全くと言っていいほど儲かりません。

企業の業績には波があります。晴れもあれば雨もある(いいときもあれば悪い時もある)というのはどの銀行も経験則的にもちろん理解しています。

銀行がカネを貸すかどうかの判断は、業界として、晴れか雨か(貸したいタイミングか渋りたいタイミングか)にも大きく左右されると思います。

これは晴れが来ないな(ずっと業績が悪いままだな)という判断をされない限り、なんとかしてカネは借りられます。

今は間違いなくそういうタイミングです。なんたって、あのバブルを超えてるんですから。

傘

お金の借り方

カネを借りるために必要なことは、ひとつだけです。

借りたカネを借りた名目にきちんと即して使い、100%返せると相手に信じさせること

これができれば、絶対にいくらであろうとお金を借りることができます。赤字であろうが黒字であろうが、債務超過であろうが、関係ありません。

とにかく返ってきさえすればいいわけですから。

相手を信じさせられない経営者ではお金は借りれません。

池井戸潤さんの小説にあるようにように「この技術力がすごいんだ!だから儲かるんだ!」という説明はお金を借りるときの説明になっていませんし、銀行の人はそんなことに興味はありません(そもそも説明されても理解できません)。

その点不動産は一番わかり易いです。

技術のことは良くわからんけども、最悪担保にとっている不動産を売却すればカネは返ってくるな。と思うわけですね。

だから不動産融資はやりやすいんです。

全ては相手をどう信じさせるか。見せ方なんですね(もちろん実が伴っているという前提ですが)。

まとめると

結局、人間が判断することですから、カネを借りるにも、見せ方が極めて重要です。

世間の論理と、銀行の論理は少し違います。そんな中でコミュニケーションを間違えれば一発アウト。一度貸せない(謝絶)という判断をした会社に敗者復活は極めてハードルが高いです。

でも、銀行は貸したいタイミングですから。

銀行とのコミュニケーションにお困りの方は是非Tryfundsに御相談くださいませ!

 

おまけ 世界の台所シリーズ1 “ネパール料理:チウラ”

ネパール料理のチウラってご存知ですか?米を平べったくして乾燥させたものなのですが、これにカレーを付けて食べると美味しいのです。近所のネパール料理でハマりました!!

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(筆者撮影)

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